教えてQ&A

【概要】 このブログは、さまざまな質問に対してわかりやすくお答えすることを目的としています。日常生活やビジネス、趣味、健康、恋愛などの幅広いトピックに関する質問に解答し、読者の疑問や悩みを解決するお手伝いをします。

洗濯機は縦型ドラム型どれが良いですか?

Q :

洗濯機は縦型ドラム型どれが良いですか?

の質問に対して答え合わせしてみよう!

A : a

ドラム式洗濯機と縦型洗濯機の違いって?

乾燥機能はあったほうがいい?

ドラム式と縦型、洗い方の違い

ドラム式の洗い方

基本はたたき洗い

ドラムを回転させ、

衣類を持ち上げて落とす

「たたき洗い」と、

ドラムを急速に反転させ、

小刻みに衣類を動かす

「もみ洗い」の組み合わせ※1

◎縦型よりも大幅に節水

◎少ない水で洗剤を溶かすため、

泡の濃度が高く、

とくに皮脂汚れに効果を発揮

◎洗濯物のからみが少ないので、

生地が傷みにくい

△少ない水で洗うため、

色移り・黒ずみが目立つことも

(洗剤・柔軟剤を適正量入れて、

分け洗いしてください)

△タオルなどはパイルが寝て、

ゴワつくことも

(乾燥機能を使うと、風合いが戻ります)

※1さらに、

ドラムの高速回転により

洗剤液が繊維を勢いよく通過する、

「押し洗い」を組み合わせた機種もあります。

縦型の洗い方

かくはん水流のもみ洗いパルセーター※2の

回転によるかくはん水流の「もみ洗い」

(洗濯槽の回転により洗剤液が

繊維を勢いよく通過する「押し洗い」を

行うコースを搭載した機種もあります)

◎使い慣れた形で安心

◎洗濯物同士をこすりあわせて汚れを落とすので、

泥などの固形汚れに効果を発揮

◎洗濯槽を高速回転させ、

生じた遠心力で洗剤液が

繊維を通過するので、

やさしくしっかり洗える

(おうちクリーニングコース

△衣類の傷みやからみが、

ドラム式よりもやや多い

(からみほぐし搭載機種もあります)

※2パルセーターとは

洗濯機の底の回転羽根のことです。

b

乾燥機能は必要?

ドラム式と縦型の乾燥機能の違いは?

乾燥機能はあったほうが便利。

おすすめする理由

 

1. 「槽乾燥」で、

洗濯槽の黒カビ抑制※1

洗濯槽に発生する黒カビは、

じめじめした湿気を好みます。

洗濯乾燥機なら、

洗濯後に「槽乾燥」コースを使えば

槽をカラッと清潔に保てます。

槽乾燥の時間は

機種により異なりますが、

約30分です。

 

2. 天候に左右されずに

洗濯できる花粉シーズン、

梅雨、

台風、

寒くてなかなか乾かない時季でも、

乾燥機能があれば、

気兼ねなく洗濯できます。

 

3. 忙しいときなどに

家事を効率化体操服や

インナーをすぐに洗って

乾かしたいとき、

乾燥機能があれば重宝します。

c

ドラム式と縦型の「洗浄力」を比較!

それぞれ洗い方が異なりますが、

気になるのは洗浄力です。

結論からお話しすると、

最新式の洗濯機では、

ドラム式も縦型も

洗浄力という点では

どちらも大差ありません。

製品やメーカーによって

多少は異なるものの、

ドラム式と縦型で

著しく洗浄力が変わることはありません。

ただし、

それぞれのタイプで

特徴が異なるので、

自分が何を優先するかを

考えるといいでしょう。

 

生地の傷みが少なく皮脂汚れに強いのはドラム式

ドラム式の場合、

ななめに設置されたドラムを回転させ、

それによって衣服を持ち上げて

上から下に落とす「たたき洗い」と、

ドラムを急速に反転させ、

小刻みに衣類を動かす「もみ洗い」の

組み合わせで汚れを落とします。

使用する水の量が縦型よりも

大幅に少ないのが特徴で、

それにより洗剤の濃度を濃くできるため、

特に皮脂汚れに対して

力を発揮してくれます。

洗濯している衣類のからみが少ないので、

生地が傷みにくいのも特徴です。

 

固形汚れに対して大きな力を発揮するが

衣類がからみやすく傷みやすいのは縦型

縦型は

パルセーター(洗濯機の底の回転羽根)の

回転による「かくはん水流」のもみ洗いが基本で、

洗濯槽の回転により洗濯している

衣類同士をこすりあわせて汚れを落とします。

衣類の傷みやからみが

ドラム式よりもやや多く、

固形汚れに対して

大きな力を発揮するのが特徴です。

洗濯槽を高速回転させ、

生じた遠心力で洗剤液を

繊維に通過させながら

やさしくしっかり洗う

「おうちクリーニング」コース搭載タイプもあります。

このコースは

ドラム式にも搭載されており、

クリーニングに出しに行きづらい昨今、

とても人気が高まっているコースです。

中性洗剤を使用し、

汚れやニオイなどをスッキリ落とすだけでなく、

セーターなどは洗った方が

エリ・袖口・すそなどの

伸び・ヨレを整えてくれます。

現在では、

さまざまなメーカーから

たくさんの洗濯機が

リリースされているため、

選ぶのにも一苦労です。

ただ、

いくつか大事なポイントを

押さえておけば、

スムーズに製品を選ぶことができます。

 

【ポイント1】1日の洗濯回数

家族の人数やライフスタイルによって、

1日の洗濯回数は異なります。

洗濯物をためておいて、

週末で一気に洗濯する

という方も少なくないでしょう。

一度の洗濯でできるだけ

多くの衣類を洗いたいのなら、

なるべく洗濯容量の大きな

製品を選ぶのが基本です。

具体的には、

11kg以上の容量を持つ

製品がおすすめです。

これくらいの容量なら、

たくさんの衣類も

まとめて洗濯できます。

また、

衣類を種類ごとに

分けて洗濯したいのなら、

できるだけ洗濯時間が

短いタイプを選ぶとよいでしょう。

ヒートポンプ方式の乾燥機能を持つ

ドラム式洗濯乾燥機なら、

短時間で洗濯と乾燥が可能になります。


【ポイント2】乾燥方法

まずは乾燥機能が必要かどうかで考えます。

もし、

浴室乾燥機能や

衣類乾燥除湿機などがあるのなら、

わざわざ乾燥機能つきの洗濯機を

購入する必要はないかもしれません。

また、

衣服は必ず太陽の下で乾かしたい、

という方にも

無用な機能といえるでしょう。

ただ、

天日干しするにしても、

乾燥機能があると

短時間で完全に乾かせるため便利です。

日照時間が短くて寒い時期、

梅雨や台風シーズンなどの

悪天候や湿気の多い時期には、

その力をいかんなく発揮してくれます。

ヒーター乾燥の場合は、

ヒートポンプ方式に比べて

電気代が高くなるので、

頻繁に乾燥機能を使うのであれば

ヒートポンプ方式の

ドラム式洗濯乾燥機がおすすめです。

 

【ポイント3】家族の人数や構成

小さなお子さんや

スポーツの部活動をされているご家庭では、

泥汚れなどの

固形汚れに強い縦型がおすすめです。

逆に、

大人ばかりのご家庭だと、

皮脂汚れをしっかりと洗浄できる

温水機能が充実した

ドラム式がおすすめといえるでしょう。

 

【ポイント4】設置スペースと搬入経路の幅・高さの確認も忘れずに

念願のドラム式を買ったはいいけれど、

サニタリー入り口から入らなかったり、

廊下のコーナーを曲がりきれなかったり……

なんていうことにならないようにしましょう。

そのためには、

建物の入り口の幅と高さが十分にあるか、

エレベーターの高さや奥行きや幅は十分にあるか、

玄関ドアの幅と高さは十分にあるか、

蛇口やコンセントの位置が低く、

本体にあたらないか、

排水口が本体の下に隠れていないか、

上部の棚の有無や

防水フロアーのサイズに

商品が置けるかどうかを確認することが大切です。

また、

扉の開閉を左開きにするか、

右開きにするかなど、

必ずチェックするのを忘れずに。

ドラム式が欲しいけど、

設置場所の入り口から入らない、

防水フロアーのサイズに

ドラム式が置けないとなると

縦型から自分の好みに合った

商品を選ぶことになりますが、

「別売品」で解決できることもあるため、

お店で相談することも可能です。

縦型の洗濯機にも、

液体洗剤・柔軟剤自動投入や

本格的な温水洗浄できるタイプ、

また洗濯槽のお手入れが

充実しているタイプもあるので

ご自身のニーズに合った洗濯機は

どのタイプかでしっかり選んでみてください。

博士 :

ドラム式と縦型の洗濯機はそれぞれ、

洗浄方法やお手入れ方法など

さまざまな部分で違いがありそうじゃの。

そのため、

どちらが良いか悪いかではなく、

求める性能が備わっているか、

搬入や設置できるサイズか、

予算にマッチしているかなどを

さまざまな観点から

選ぶのが良さそうじゃ。

ドラム式と縦型、

それぞれに特徴があるからの、

購入前にポイントを

しっかりチェックするんじゃぞ。

 

縦型洗濯機

メリット

・洗浄力が高く、泥汚れを落とすのが得意

・スリムだからコンパクトな場所でも置きやすい

・購入価格がドラム式に比べて安い

デメリット

・ドラム式に比べて水道代がかかる

・こすり洗いのため、衣類が痛むことがある

・乾燥機能はドラム式より劣る

・乾燥時間がかかるため、電気代がドラム式より高くなる

 

ドラム式洗濯機

メリット

・洗浄力が高く、衣類を傷めない

・皮脂汚れが落ちやすい

・乾燥機能が優れている

・洗濯物を干す、取り込む手間がかからない

・シワが少なくふんわり仕上がる

・水道代、電気代を節約できる

・見た目がスタイリッシュ

デメリット

・サイズが大きく、防水パンに合わないと使用できない

・横開きの扉だからスペースが必要

・購入費用が縦型洗濯機より高額

 

どちらのタイプにしても

安い買い物ではないため、

買ってから

後悔することのないようにな。