教えてQ&A

【概要】 このブログは、さまざまな質問に対してわかりやすくお答えすることを目的としています。日常生活やビジネス、趣味、健康、恋愛などの幅広いトピックに関する質問に解答し、読者の疑問や悩みを解決するお手伝いをします。

乾燥機と自然乾燥どちらが良いですか?

Q :

乾燥機自然乾燥

どちらが良いですか?

の質問に対して答え合わせしてみよう!

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A :

a

洗濯といえば「洗うこと」ですが、

洗うだけで洗濯は終わりません。

次の工程である「乾燥」にも、

さまざまな疑問や

悩みがつきまといます。

衣類乾燥は、

自然乾燥乾燥機なら

どちらがいいのか?

悪いのか?

それぞれのメリット

デメリットを交えながら、

答え合わせしていきましょう。

最初に知ってほしい、

【乾燥と温度と衣類の関係】

乾燥で最も求められるのは

「早く乾かす」

ことではないでしょうか。

早く乾かすためには、

「温度」「湿度」「空気の流れ」の

3つを最適な状態に

保つ必要がありますが、

そのなかでも

「温度」は非常に重要。

温度が高いほど

衣類から水分が

蒸発しやすくなるため、

早く乾く条件に近づきます。

自然乾燥の場合、

日々の天候や、

室内の空調、

機密性などに左右される上、

季節によって大きく変化するため、

夏場はよく乾くが、

梅雨や冬の時期は

なかなか乾かないなど

歯がゆい思いをすることも

少なからずあります。

その点、

乾燥機を使えば

季節や室内環境に

左右されることなく

温度をかけて衣類を

早く乾燥させる事ができます。

早く乾かすことができる乾燥機

使うべきなのか?というと、

そうではありません。

実は、

強制的に

温度をかけての乾燥は、

洗濯以上に衣類を痛めます。

乾燥機の温度は、

ヒートポンプ式の

乾燥機能であれば、

だいたい60度程度と

衣類が傷みにくい

温度ではありますが、

60度であっても

水分を奪い過ぎれば

生地が傷みやすくなります。

もし

それ以上の温度となると

衣類に負担を

かけすぎている状態ですから、

常に乾燥機を使い続けていけば

衣類の寿命を縮める

可能性が高まります。

乾燥機でも自然乾燥でも、

メリット・デメリット

ちゃんと理解して、

衣類はもとより、

自身のライフスタイルに合わせて、

よりよい乾燥環境

作ることが理想です。


 

b

【自然乾燥の場合

メリット

経済的な負担が少ない

紫外線で菌やシミの除去に期待できる

衣類の状態が確認しやすい

乾燥による衣類の傷みはほぼ無い

家事をした!という達成感が大きい

 

デメリット

突然の雨など天候に左右される

紫外線で洋服が傷む

洗濯物の量に応じて干す場所が必要

乾燥に時間がかかると臭くなりやすい

 

【機械乾燥の場合】

メリット

乾燥の時短ができる

60度以上の高温乾燥でダニや菌をやっつける事ができる

空気の膨張効果で枕やタオル、ダウン系がふわふわに

匂いの除去が可能

シワになりにくい

 

デメリット

電気代が高い

衣類が傷みやすい

洗濯乾燥機を含め)購入価格が高め

衣類を素材ごとに分けたり槽に入れる量を調節する手間

シワになりやすい

【衣類シワは乾燥機の使い方次第】

衣類シワがとれやすいのは

乾燥機を使うメリットのひとつに

挙げられることが多いものですが、

じつは槽内の衣類の量や

柔軟剤の有無、

乾燥時間メリットにも

デメリットになり得るのが

機械乾燥の特徴といえます。

条件が悪いと、

アイロンでのリカバリーも

大変になるほど

ひどいシワになる場合もあるので

注意が必要です。

 

【覚えておきたい、紫外線のシミ抜き効果】

紫外線は衣類を劣化させる一方で、

シミ抜き効果も知られています。

代表的なシミは「カレー」の黄色いシミ。

これはプロの染み抜きでも

かなり難しい部類のシミですが、

カレーのスパイスのひとつである

クミンなどの色素は、

紫外線により

色素が分解されやすいため、

洗濯などで

できる限りシミを薄くしてから

天日干しすることで

残った黄色いシミを

打ち消す事が可能です。


 

d

こんな人にはこっちがおすすめ!

部屋干し乾燥機を比較して、

どちらにどんな人が

向いているのかをまとめました。

 

【部屋干しをおすすめする人】

・とにかくコストをかけたくないという人

・誰でも簡単にできるので気軽に始めたい人

・時間がかかってもいいよという人

・お部屋の乾燥が気になる人

 

【乾燥機をおすすめする人】

・時間を有効に使いたい

・仕上がり感を重視する人

・洗濯物がなくスッキリとした部屋に見せたい人

・できるだけ家事の時短をしたい人

 

博士 :

自然乾燥

機械乾燥

上手な使い分けがポイントじゃ!

洗濯のプロは、

大切な服や、

少しでも

長く着用したい衣類は

自然乾燥!

体を拭くタオルや

寝具のタオルケットは

乾燥機という

使い分けをしとるそうじゃぞ。

また、

子供の体操服など

「明日持たせなきゃ!」

というシーンにも、

乾燥機はもってこいじゃ。

天候や室内の環境に

左右されやすい自然乾燥も、

扇風機布団乾燥機

などを活用したり、

干し方を工夫することで

劇的に乾燥時間

短縮させることができるの。

なにより、

それぞれのメリット

デメリットをふまえて

自身のライフスタイルに合わせて

無理のない洗濯スタイルを

作り上げていくことが一番じゃ、

今回の乾燥機

自然乾燥の話を

参考にするんじゃぞ。