食パンの袋をとめるあれ!正式名称何ですか?
Q :
食パンの袋をとめるあれ!正式名称って何ですか?
の質問に対して答え合わせしてみよう!
A :
a
食パンの袋についているプラスチックの留め具。
あのパーツの名前を知っていますか?
この留め具を製造しているのは
日本ではクイック・ロック・ジャパン(株)
という会社(本社:埼玉県川口市)1社のみで、
同社のホームページによれば
フジパン、
フジパン、
リョーユーパンなどの
大手製パン会社に納入しているそうです。
b
この製品、
1950年代にアメリカで生まれました。
「りんごを袋詰めしたあとに、
袋の口を簡単に閉じる方法がないか」
という問題に対して
考案されたものが原型といわれています。
現在はクイック・ロック社の商品として、
日本でも立体商標に登録され、
生産されているんですよ。
c
なぜあの様な形なのかというと
4000個が巻き尺のように
横につながっているんですね。
それを
自動結束機用コンベアという機械にセットし、
自動で袋の口を留めていくそう。
そこで、
プチプチとひとつずつばらしたときに
一番ゴミが出ないように工夫したら
こんな形になったんだそう!
年間製造量はというと、
約30億個。
近年はパン袋以外の用途や、
海外輸出も増えているという。
博士 :
さて、
「パンの袋留めるアレ」とも呼ばれる
正式名じゃが「バッグ・クロージャー(bag closure)」
と言うんじゃ。
バッグ・クロージャーを生み出したのは、
クイック・ロック社を創立した
フロイド・パクストンさんじゃ。
同様の商品にコニクリップがあるぞ。
パンを食べ終わったら
すぐに捨ててしまいがちじゃが、
輪ゴムや糸状のものを束にしたり、
ゴミ袋の口を閉めたりと大活躍じゃ。
また意外と強度があり、
果物や野菜の皮を軽く切るのにも有用じゃぞ。
日本では食パンの留め具というイメージが強いが、
アメリカでは
今でも野菜や果物の包装に
使われることが多いそうじゃ。