教えてQ&A

【概要】 このブログは、さまざまな質問に対してわかりやすくお答えすることを目的としています。日常生活やビジネス、趣味、健康、恋愛などの幅広いトピックに関する質問に解答し、読者の疑問や悩みを解決するお手伝いをします。

山芋の収穫後の保存方法は?

Q :

山芋を頂いたんですが、

どう保存すれば良いでしょう?

の質問に対して答え合わせしてみよう!

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A :

a

実は、

山芋」という品種はありません。

山芋

ヤマノイモ科」

に属する芋類の総称で、

長芋

この

ヤマノイモ科に含まれます。

スーパーでは、

いちょう芋

つくね芋

といった品種が

山芋(大和芋)

として売られています。

山芋は粘りが

強く甘みがあるのに対し、

長芋

水分が多く、

粘り気は少なめで

淡白な味わいです。

山芋の収穫時期は

9月下旬から11月初旬頃で、

指で触っただけで

ぽろっと落ちる位が目安です。

むかごご飯や

お酒のおつまみなんかにして、

秋の味覚を

楽しむことができます。

尚、

地面に落ちた

たくさんのむかごを放っておくと、

翌年あちこちから

山芋の芽が出てくるため、

できるだけ

ていねいに拾っておいた方が良いです。


 

b

山芋の賞味期限について、

皆さんはどのくらい知っていますか?

野菜である山芋には、

賞味期限はありませんが、

腐らないという訳ではありません。

腐れば見た目も変わりますし、

異臭もします。

山芋の賞味期限や

食べられるかどうかを

見分けるポイントをご紹介します!

・生の山芋

・すりおろした山芋

・腐った山芋はどうなるのか…?

冷凍保存しても

美味しく食べられるように、

また、

飽きずに食べきるために、

変色や臭いについてもお話します!

山芋を始め、

野菜に

賞味期限の表記はありません。

それは、

保存状態や

収穫時の状態によって

日持ちが変わるからです。

そのため、

山芋

食べられるか

食べられないかは、

自分の目で

判断するしかありません。

・カットされていなければ常温で保存できる

・カットして売られている山芋は、

当日中に切ったり

すりおろしたりして冷凍する

・常温でも2週間~1カ月の日持ち

・冷凍庫でも

1~2カ月以内に

食べきるのがベスト

普通のスーパーでは、

なかなかお目にかかれませんが、

産直に行けば、

1本丸ごとの状態で

売られている山芋

目にすることがあるでしょう。

スーパーでは、

皮つきで

カットされた山芋が、

パッキングして

売られているようです。

山芋は、

カットする前なら

常温でも

2週間~1カ月保存できるので、

ゆっくり使うこともできます。

山芋真空パック

見たことがありますか?

皮がついたままですが、

ちゃんと土は

キレイに落とされており、

適度な長さなので

使いやすいと思いました!

真空パックされている山芋は、

基本は

常温での保存になります。

ただし、

お店で売られている

温度に合わせましょう。

もし

冷ケースで売られていたなら、

自宅でも

冷蔵庫に入れて

保存してください。

なお、

一度に

使いきれないことが

多いと思いますが、

残りは

使いやすい大きさに

切って冷凍しましょう。

全部すりおろして、

使わない分を

冷凍保存バックに入れて、

平らにして

冷凍すると

解凍時間も短くできるので

楽ちんです!

 

腐った山芋の特徴は、

切らないと

異常であることが

分からないこともあります。

 

食べられない山芋

・中が茶色や黒に変色している

・中心部分がピンク色の部分がある

・柔らかくなっている

・腐った臭いがする皮目や、

皮と実の間が

ピンク色に

なっていることがありますが、

それは食べられるんです!

山芋も、

リンゴと同じ原理で、

酸化により変色します。

すってすぐに、

茶色や

ピンクになることもありますが、

早い時期に

収穫された長芋は

こういったことが起こります。

成長途中で収穫され、

貯蔵されたものは、

調理時に

変色をおこしやすくなるのです。

 

食べられる山芋

・切ってすぐは変色していなかった(白かった)

・異臭がしていない

・切り口が乾いている

切り口が乾いているものは、

切ってから

時間が経っているということです。

スーパーで買う時には、

鮮度を見極める

基準にするといいでしょう。

 

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生で食べる場合、

山芋は粘りのある食感を生かすために、

すりおろして使うのがおすすめ。

山かけや、

だしを加えた

とろろ汁にぴったりです。

 

長芋は水分が多いので、

すりおろすのはもちろん、

切ってサラダや

和えものに入れると、

サクサクとした

食感がアクセントになります。


 

博士 :

しっかり密封して

乾燥から守るんじゃぞ!

山芋は乾燥だけでなく、

光や

水気にも弱いからの、

なるべく早めに

使いきるんじゃ。

丸ごと保存する場合は、

キッチンペーパーで

包んでから

新聞紙で包む。

寒い時期であれば、

冷暗所で常温保存できるからの。

冬季以外は、

さらにポリ袋に入れて

冷蔵庫の野菜室じゃ。